さるそっくの作り方


*好みの靴下と はさみ、糸、針を用意します。
靴下のかかとの部分がさるの口とお尻に、つま先が頭になります。
足の甲の部分が顔とお腹になります。 
長い靴下を用意すると手足が長いおさるに、
小さい子供の靴下なんかを用意すると、
タイニーなかわいい子になります。
ここでは 元祖ソックモンキーのかかとが赤い靴下で作って行きます。 

*まず片方の靴下をかかと部分が上に来るように置きます。
そして 足首から上の部分(はき込み口側)を真ん中でカットします。
この2つに別れた部分が足になるので、 
かかと部分から3〜4センチくらい残して
あとで切って長さを調節出来るようにします。 

*おさるの足部分を裏返して、端を縫ってゆきます。
足の付け根近くまで縫えたら、またひっくり返します。
写真は片方の足のみ出来上がった状態。



*足と足の間、股の部分に少し穴を残して縫い上げて下さい。
その穴から わたを詰めてゆきます。
足の細い部分は さいばしなどを使って小さいわたの固まりを
少しづつ先の方へ送ってゆきます。
胴体の部分は手で詰められます。
綿の詰め具合で、クタっと脱力した感じの仕上がりになるか、
シャキっと背筋の伸びた子になるかが変わってきます。

*綿を詰め終わったら、最後に股の部分を縫います。 
今回は シャキっとした子にしてみました〜〜

*もう一足の靴下で うでと口もと、耳、しっぽを作ってゆきます。
まず 写真のように2足目の靴下を切って下さい。
足首から上の2パーツがうでに、かかと部分が口、
足の甲部分がしっぽ、あしのウラの小さい丸く切った部分が
耳になります。

*口部分を作ってゆきましょう。
靴下のかかとの部分のパーツを広げて 顔の部分にのせます。
目や耳をつけたときのバランスを考えながら位置を決めたら、
縫う時にズレないよう 写真のようにマチ針や安全ピンで
仮どめをすると縫いやすいです(^^)
ここまで読んで「具体的な縫い方(運針方法)が書いてないぞ!」と
思ってらっしゃる方もいるかもしれません。
伸びの良い靴下の生地にはどんな縫い方でもOK!
縫い目なんてなんとでもなります〜〜
自信の無い方は靴下の色に近い色の糸を使ってもらえれば
ますますノープロブレムです(^o^) 

*口部分の周りが8割くらい縫えたら綿を詰め、
最後まで縫い閉じます。 
だいぶ生き物っぽくなってきました〜〜

 *次はうでのパーツを足のときと同じ要領で
一度裏返して縫ってゆきます。
全部縫えたら また裏返してもとの面を表にします。
そして また菜箸などを使って 綿を詰めてゆきます。
もう片方のうでと しっぽも同じ方法で作って行きます。
うで2本としっぽをそれぞれ 裏返しては袋縫いにして、
また裏返して、もとの面を出します。
写真左はうで:出来上がり
真ん中はうで:裏返し中
右はしっぽ:途中まで縫ったところ

 うでとしっぽが出来上がりました(^^)

* ここで細かい部分を縫ってみたくなりました。
耳を裏返して縫ってゆきます。
*最後の4分の一くらいを縫い残して
裏返し、針と糸がついたまま綿を詰めます。 
 *残り4分の一を縫い閉じて
顔の横に縫い付けます。

だいぶさるっぽくなってきました〜〜
*しっぽとウデより先に耳を作っちゃいましたが、 
綿をつめておいた しっぽとウデを胴体に縫い付けてゆきましょう。
しっぽの根元を内側に折り返して お尻に縫い付けてゆきます。
*両ウデも同様に縫い付けます。
ウデの高さで全体のプロポーションが変わってくるので、
縫う前に良く位置を検討してみて下さい。
おさるのシルエット完成〜〜!!
*目をつけます。目の素材や位置でだいぶ表情が変わってきます。
今回は木のボタンにマジックで黒目を書き足しました。
今回はかかとの赤い靴下なので、口は特に着けませんが、
必要なら 口をフェルトとか刺繍で作るといいと思います。
お好みで 鼻の穴や リボン、帽子なんかもつけるといいかも!?

出来ました!
ねらい通りゆる〜い感じです(^^) 
みなさんの いろんな個性を持ったおさるさんたちに
会えるのを楽しみにしています!
最後まで 付き合ってくれてありがとうございます〜!